こんにちは、
モテるマーケティング代表の佐藤です。
12月に入り、仕事もプライベートも忙しくなってきました。
無駄なことをしていると、タスクがなかなか減っていかない・・・
改めて優先順位を付けてひとつひとつ片付けていかなければ。
さて、この前、とても素晴らしい出来事がありました。
まるで魔法にかけられたような、そんな出来事です。
ビジネスパートナーさんと食事に行った時の話です。
そのお店は、ビジネスパートナーさんの行きつけのお店。
バイパス道路の下、なかなか見つけにくい場所にある、いわゆる隠れ家的なお店です。
細い階段を上がった2階にある店舗。
木を基調にした温かい雰囲気の創作中華のお店です。
ワイワイと食事が始まって、オーダーした料理もちらほらと運ばれてきます。
パートナーさんオススメなお店だけあって味も最高。
(僕は辛いものがダメなので、辛いもの以外は最高でした・・・)
楽しい時間が過ぎていきます。
不意に、パートナーさんが、
「なんかさっぱりしたものを食べたい」と言いました。
・・・その時です。
さっぱりしたものを食べたい、と言った数秒後・・・
キュウリの和え物が運ばれてきました。
ざっくり切られたキュウリと鶏のササミを中華風に和えたサッパリ系のメニューです。
まさに、パートナーさんがイメージしていた「さっぱりしたもの」でした。
そして、その料理はパートナーさんが頼んだわけでもなく運ばれてきたのです。
これ、頼んでないけど・・・と店員さんに確認すると、お店のオーナーさんからのサービスとのこと。
つまり、お店のオーナーさんが、常連であるパートナーさんの嗜好やタイミングを見抜いた上でサービス料理を提供したのです。
パートナーさんは(僕も含め)とても感激したのは言うまでもありません。
ポイントは先回り
常連さんに対して、お店側がサービスすることはよくある話ですが、お客さんが食べたいと思う料理を先回りして準備し、タイミングよくサービスする光景に感動しました。
もちろん、たまたまかもしれません。
たまたまだとしても、顧客の心理をちゃんと理解した上でのサービスだと思います。
この話から学ぶべきことがあります。
顧客を維持していく上で期待以上のサービス提供は必須。
加えて、このお店のように、顧客の嗜好や気持ちを理解したサービスであれば効果は数倍になります。
もし、あのタイミングで、コッテリしたサービス料理が出てきたのであれば、ありがたいけど欲していない、という状態になります。
これだと顧客が感じる価値も半減してしまいます。
大事なのは、顧客を心底理解すること。
どこまで顧客を理解できるか?で顧客へ与えることのできる価値が変わってくるのです。
顧客をとことん理解できれば、顧客を虜にさせる魔法が使えるんです。
それでは、また。