
モテるマーケティングの佐藤です。
僕の仕事はマーケティング。事業の売上を上げることが仕事です。
そのための施策はいろいろとあります。
集客のためのWebサイトの構築、リード獲得のためのWeb広告、既存顧客のLTVを上げるためのリストブランディングなどななど。
ビジネスの問題点にフォーカスしたうえで施策を打っていくのですが、色々なクライアントにヒアリングしていく中で、多くの事業主が勘違いしていることがあります。
それは、「何を売っているのか?」ということ。
目次
時代は変わった ー モノが売れない時代
ビジネスを取り巻く環境は日々変化しています。
情報は溢れ、消費者の価値観は分散し、地方から人は減っている。
選ばれにくい時代
情報が溢れているということは、選択肢が膨大になったということ。
選択肢が1つしかない状況と3つある状況と10個ある状況。
選択肢の数は競合他社の数です。20年前はローカル単位で商売ができました。
しかし、今は、ネット上に無数の競合がひしめいています。
インターネットで世界を相手に商売ができる。反面、世界中の同事業者が競合になったわけです。
加えて中央から巨大な資本を持った競合がどんどん入ってきます。
共感されにくい時代
情報化により様々な価値観が生まれました。
エリアによって、世代によって、各コミュニティごとに価値観が生まれています。
マスメディアが崩壊しつつあるなかで共通の価値観の存在は難しくなっています。
つまり、自社の商品・サービスに共感してくれる価値観を持った消費者を探すことが困難になっています。
消費者がいない時代
都会は除きますが、宮崎県など地方の人口は減っています。
特に、お金を使う層の人口が減っています。
当たり前ですが、消費が減れば売上も減る。
かといって固定費は変わっていない。結果、厳しい戦いになるわけです。
基本に立ち返る ー 我々は何を売るべきか
ありあまる選択肢の中で、複雑な価値観を前に、少ない人口を相手に、我々は何を打っていけばいいのか。
これまで通りの商売をしていれば衰退していくことは目に見えています。
では、どうすればいいのか?
まずは基本に立ち返ることです。
- 自社の価値はなにか?
- 自社の強みは何か?
- 自社の目指すべき場所はどこか?
まずはこれらのテーマを明確にしましょう。
ブレない軸を作ることから。
誰にも真似できない自社の強み
あなたがしか持っていない武器があります。
どんな競合にも真似されず、追い抜かれることのない強みです。
それは、あなた自身(パーソナリティ)です。
この武器はあなたしか持っていません。
かつ、あなたしか持つことができません。
この武器の存在を改めて認識し、その武器をどう使っていくか?を考えましょう。
モノの前に、「あなたを売る」方法を考える
「あなたを売る」とは、あなた自身を前に出すということです。
- 人は人から物を買います
- 人とモノは仲良くなれません
- 人は人を信用します
- 人は人を欲します
モノを人に売る前に、モノを売っている人(あなた)を人に売ることが大事です。
商品よりも前に、あなたの顔が浮かぶ状況を作り出すことができれば、消費者の選択肢に残りやすくなります。
ホームページ上で「あなた」に関して書いてある割合は?
ほとんどの事業者がホームページを持っています。
会社の外観や内装の様子、会社概要、事業内容や変遷、新着情報などが載ったWebページです。
いちど、自社のホームページをチェックしてみてください。
「あなた」に関する情報、あなたの思い、あなたの考え、などはどれくらい掲載されていますか?
あなたの事業を共にしている仲間(スタッフ)の写真は掲載されていますか?
あなたのサイトに「人」はいますか?
幸運なことに、あなたを発信しやすい環境は整っている
冒頭で厳しい時代であると言いました。
しかし、ラッキーなこともあります。
事業を加速させ、売上を上げていくために、あなたを発信していくための環境は整っています。
SNSは当たり前になり、人と人は繋がりやすくなりました。
ブログを立ち上げるのにお金はかかりません。
時間ある限り、あなたについての情報を発信できます。
つまり、Webを上手く活用すれば、時間と少しのお金を投資できれば、あなたは簡単に「あなた」を発信できる時代です。
もちろん、テクニック、そしてアイデアが必要です。
つまらない日記を配信しても誰も見てくれません。
また、集客や顧客維持につながる内容、そしてそれらを実現させるための導線も必要です。
まずは、つべこべ言わずに書いてみる
ブログを持っていない人はブログを開設する。
Facebookのアカウントを持っていない人は作る。
Twitterも始める、Instagramもやる、Youtubeに動画をアップする・・・。
言い訳は要りません。全部やりましょう。
そして、その先にいる見込み顧客とコミュニケーションを図りましょう。
何もせず、無駄なお金と時間を使っているよりはマシです。
あなたから生まれたすべてのコンテンツは資産になります。
PS.
SNSは危険だ、とかWebは怖いとか言っている人は、これまでの商売を続けてください。
それもひとつの戦略です。
PPS.
最近、コンテンツマーケティング、オウンドメディアの運用等を支援するサービスを始めました。
ブログを活用して集客を実現する仕組みづくりを支援します。
興味のある方は問合せページよりお問合せください〜。