利益が出ない・・・その問題点を見つける効率的な方法(木を見て森を見ず)

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利益が出ない・・・

これは深刻な問題・・・。
ビジネスでこれ以上深刻な問題はないんじゃないかと。

多くの経営者、起業家、個人事業主がこの問題で悩んでいるのではないでしょうか?

 

つい最近僕の周りでも、この「利益が出ない」問題が発生しました。

まず、前提として、商品はとても良いものです。
直感的にこれは売れるよね、というレベルのコンテンツ。

しかし、、、売れない。

全く売れていないわけではなく広告費が売上を上回っている状態です。

つまり、「赤」な状態です。

ネット広告で親和性の高いユーザーを集め、
そのユーザーに対してネットで商品を売っていく。

商品を販売しているページが悪いのか?
・導線が悪いのか?
・そもそもニーズの無い商品なのか・・?

いろいろと頭を悩ませます。

ユーザーを集めてからの引き上げ率、つまり、集めたユーザーを母数とした時の商品購入率は確かにあまり良い数字ではありません。

でも極端に悪いわけではない。

そこで・・・

僕はいったん距離を置いて
状況を眺めてみました。

俯瞰で見る 

いわゆる「俯瞰で見る」というやつです。

すると・・・、あることが見えてきました。

1ユーザー獲得あたりのコストが高いのかも。

改めて計算してみると、最終的な商品の売上よりも、1ユーザー獲得のコストが上回っている状況でした。

 

例を挙げると、1売上5万円で、10人に1人が購入する状況なのに、1ユーザーあたりの獲得コストに6000円かかっている状態です。

計算すると、、、

10ユーザー×6000円=6万円
に対し、売上5万円。
1万円の赤字です。

つまり、1ユーザー獲得コストを圧縮することが必要だったのです。

なぜこんな単純なことに気が付かなかったのか! 

と思った人もいるかもしれませんが、この6000円という数字は、一般的に考えると悪くない数字だったのです。 

加えて、

僕たちは「利益が出ない」「商品が売れない」ということにフォーカスしていました。

 

問題はそこにある、という固定観念。
これが邪魔していたのです。

結果、本当の原因がどこにあるのかを見失っていました。

本当の原因は「商品を売る」部分ではなく、「ユーザーを集める」ところにあったのです。

 

気を見て森を見ず

もし、この根本的な問題に気づかずに・・・

売れない→サイトが悪い→改修だ!

となれば、利益が出ないという問題解決に時間がかかっていたかもしれません。

 

さて、この出来事から僕たちは大事なことを学ぶ必要があります。

なにか問題が発生したとき、1点にフォーカスせずに、全体を眺めること。
視点を変えて検証すること。

まさに、
「木を見て森を見ず」

普段から「俯瞰で見る」ことを意識することが大事ですね。

 

 

では、また。

 

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