なぜ繁盛していたラーメン屋から客が離れたのか?誰でもハマるその罠とは?

f:id:motema:20140816184755j:plain

※写真はイメージです

 

家の近所によく行くラーメン屋があります。

ウマイ。癖になる。
特に麺が美味しいラーメン屋です。

息子もここのラーメンが大好きで、
このラーメン屋に行こうというと、息子の
テンションは急上昇します。

なので息子ともよく行きます。

 

ラーメン1杯800円。

このエリアの価格帯からしたらプラス100円程
高い設定になっています。

でもまぁ美味しいし、近いのでよく利用
するようになりました。

ちなみに餃子も美味しいです。

 

2〜3年前から通っているこのラーメン屋ですが、
最近、「残念な変化」がありました。

その変化とは、「テッシュ」です。

その変化が起きる前は、全てのテーブル、
カウンターにボックスティッシュが
1個ずつ置いてありました。

 

僕の息子はまだ5歳なので、麺の切れ端や
スープをよくこぼします。

口の周りもスープでべとべと。
手や洋服も汚れます。

そうなると、ティッシュは必需品。

申し訳ないと思いながらも、備え付けの
ティッシュをけっこう使ってしまいます。

 

しかし、最近、

各テーブルに設置してあったテッシュが
忽然と姿を消しました。

お店の方に「テッシュは?」と聞くと、
レジ付近にボックスティッシュがひとつ。

 

そこにはこんな注意書きが書いてありました。

『このティッシュは共用となりますので、
 必要な枚数だけ取ってください。
 席への持ち入れは禁止します。』

つまり、各テーブルにあったティッシュを
たった1箱を共用するスタイルに変更していたのです。

 

この店は駐車場も広く、大通りに面しているので
家族連れも多い店舗です。

僕と同じように、まだまだ食べ方が上手ではない
子供を連れた家族もよく見かけます。

なのに、、、テーブルからテッシュの撤去。

・・・

 

お店目線のこの対応。

小さいなー、とガッカリしました。

 

たかがテッシュです。
でも僕は残念な気分になりました。

実際、その変化があってからその
ラーメン屋に行く回数は大きく減りました。

ちょっとしたことをケチっている、という
ことで僕の中でのお店の価値が下がったからです。

いざテッシュが欲しいと思った時に
その場にテッシュが無い不便さ、お店の
思いやりの無さに腹がたったからです。

 

この前、テッシュを撤去した理由が気になって
そのラーメン屋に撤去の理由を聞いてみました。

すると、その回答は、

「お客様がテッシュを使った後、散らかっている
 ことが多くなってきたから」とのこと。

 

つまり、

この店は顧客の満足度や利便性ではなく、
店舗側の都合を優先したのです。

 

テッシュの撤去によって、店側の片付けの
時間は削減するでしょう。

しかし、顧客(特に単価の高い家族客)の
満足度は下がり、ファンの数は減ります。

客数は減り、皮肉なことに、
のんびり片付けをしても時間を持て余す
事態に陥るかもしれません。

 

たかがテッシュ1箱で顧客(ファン)を
減らしてしまっているのです。

・・・

 

僕たちは、このケチなラーメン屋から学ぶ必要があります。

常に問いましょう、

「その選択、自社都合ではないか?」と。

 

顧客の満足を引き上げる努力、
ファンを増やす投資をしていきましょう。

しっかり、顧客の立場に立ちましょう。

 

テッシュ1箱ケチったことで
売上を下げてしまうなんて馬鹿らしい話です。

いい商品を提供しているのに、もったいない。

テッシュ1箱で店が潰れることもあるのです。

自社都合は潰していきましょう。
顧客満足度を上げるための投資は必要です。

 

それでは、また。

佐藤@モテるマーケティング代表

忙しくて時間がない!そんな人でも簡単にインプット効率を上げる方法

f:id:motema:20140815115827j:plain

この前、ある会社の役員さんと
仕事の打合せを行いました。

例に違わず、アイスブレイクから入るのですが、
この人とは既に知り合いでお互いのことは知っている仲です。

そのアイスブレイクの中で、その人は、最近読んだ本や、
新聞の記事の話を次々と自分の考えを付け加えて話してきます。

加えて、Web上のホットな話題も織り交ぜつつ饒舌に語っていました。

結論から言うと、感銘を受けました。

実はその人は60歳を超えています。
60歳を超えても尚、衰えぬ学習欲。

素晴らしいな、と。

加えて、仕事もバリバリこなす現役のフロントプレーヤーです。
忙しい毎日にも関わらず、学ぶ姿勢を崩さずに、しっかり学ぶ時間を確保しています。

毎日必ず、1時間以上は意識して勉強しているとか。
きっと、その学習意欲は一生続いていくのだと思います。

さて、あなたは1日の時間をどのように
使っていますか?

もちろん、睡眠時間を除いては仕事に充てる時間が大半でしょう。

朝もバタバタ、お昼のランチもゆっくり出来ず、夜は残業でなかなか帰れない・・・なんて人もいるはず。

もしかしたら、
締め切りに追われ、急なクレーム対応、その他重要ではない雑務で時間が削られているかもしれません。

どうですか?

昨日はしっかり「学ぶ」時間を取れましたか?
今日は時間取れそうですか?

改めて言う必要もないと思いますが
「学ぶことは大切」です。

無知はリスクです。

しかし、時間がなかなか取れない
状況もわかります。

そこで提案です。
これから伝えるたったひとつのことを
毎日続けてみてください。

それは、

「1日1個、知らないことを知る」

これは簡単ではないでしょうか?

新聞を読んでいて、知らない言葉が
出てきたら調べて理解し記憶する。

知らない話が出てきたら、
その人にちゃんと聞いて理解し記憶する。

これを1日1個続ける。

この行動が続けば、学ぶことが
習慣に変わるはずです。

習慣化することでインプット効率は上がっていきます。

1日1個は簡単。
でも、続けることは難しい。

チャレンジしてみてください。

今、何に時間を使うべきか?
この時間を何に投資すべきか?

しっかり考える必要があります。

それでは、また。

佐藤@モテるマーケティング代表

モテマ流、愚痴ってしまったときの対処法

 

f:id:motema:20140812162722j:plain

 

昨日、友人と久しぶりに会うことになり
いろいろと話をしてきました。

そのなかで、とてもガッカリしたことがありました。

 

その友人は僕と同じ大学を出ており医療関係に従事しています。
医療関係と言っても医者ではなく医療事務関係の仕事です。

居酒屋で話は盛り上がり、学生時代の昔話なんかで盛り上がります。

そして仕事の話へ・・・

彼の話によると、
診療報酬点数の改定などで春先からここのところずっと忙しく大変だということでした。

上司が役に立たない、下も動かない、体制が、環境が、他人が・・・

何かにつけて周りのせいにする友人。
彼の口からは次々と愚痴が溢れます。

 

これには本当にガッカリしました。

なんて価値観が低いのだろうと・・・

もちろん、友人なので厳しい言葉を十分に浴びせてやりました。

 

愚痴は害。それ以外のなにものでもない。

確かに、仕事をしていれば、どうにもならない
逆境や障害が発生することもあるでしょう。

完全に相手が悪いこともあるでしょう。

しかし、そんなときほど自身に甘さは無いか、
改善すべき点は無いか、考えるべきです。

逆境や障害に対して愚痴を述べるのではなく
まずは、すべきことをしましょう。

愚痴ほど時間の無駄はない。

 

もし、万が一・・・
愚痴ってしまった場合は愚痴の後に
以下のことを付け加えてみてください。

・んで、自分に足りないものは?
・んで、改善すべき点は?

この2つを揃えることが出来れば
愚痴が飛躍のキッカケになることもあります。

 

愚痴を聞いて楽しいと感じる人はいません。

もし愚痴を楽しいと感じる人がいるのであれば、
その人とは関係を断つべきです。

低い価値観に引っ張られないように。。

 

それでは、また。

佐藤@モテるマーケティング代表

勉強しすぎて成功できずにいませんか? 〜インプットに隠された罠〜

f:id:motema:20140811164758j:plain

 

つい最近の出来事です。

僕には5歳の息子がいます。

食べることが少し苦手で
保育園のお友達よりも背が低く
体も細い。

 

でもいつも元気で
活発な男の子です。

そして、親バカですが
めっちゃ可愛いんです。

 

息子は水が苦手でした。

お風呂に入っているとき
顔をお湯につけることが出来ない。

保育園でスイミングに行っても
皆と同じように楽しく遊べない。

だから、楽しくない、と
よくぼやいていました。

 

ある日、僕はあることを息子に
提案しました。

「息を止めて、目をつぶる
 練習から始めよう。」と

その日から、水は関係なく
息を止めて目をつぶる練習です。

 

しばらくしたある日、お風呂から
「パパ、見て!」
と声がしました。

お風呂を覗いてみると、、、

息子の姿が見えません。

お風呂に潜っていて見えないのです。
(ほんの数秒でしたが、)
自慢気な息子が湯船から現れました。

息子はしっかりと練習を
ものにしていました。

 

水恐怖症を克服し、更に上の
レベルの「潜る」ことも習得していました。

それからというもの、お風呂に一緒に
入るときは潜る練習の繰り返し。
僕は秒数を数える係です。

今では、保育園でのスイミングも
楽しくてたまらないと言っています。

 

何事も練習。
小さい積み重ねで視界は開けます。

どんなに小さいことでも
努力を積み重ねることが出来れば
道は開けます。

勉強は大切です。
無知はリスクです。

しかし、どうでしょう・・・

これまでインプットした情報は
あなたをしっかり支えていますか?

お金を払って仕入れた情報も
ただ脳みその隅っこに存在するだけに
なっていませんか?

セミナーなんかで拾った小さなヒント。

「明日から実践しよう」と思っても行動せず、
そのままになっていませんか?

インプットを元に行動しましょう。
学びから得たヒントを実践しましょう。

努力を積み重ねれば出来なかったことが
(出来ないと思い込んでいたことが)
出来るようになります。

すると、新しい景色が見えるようになります。

 

あなたは、あなたがやるべきことを
知っている。

でも、なにかと理由をつけて
実践していない。

そうならないように、
小さいことでも実践しましょう。

学びから得たヒントを元に実践し、
更にその実践から学ぶこと。

とても大事です。

まずは、息を止める練習から・・・。

 

それでは、また。

佐藤@モテるマーケティング代表

 

良い店なのに・・・顧客がリピートしない、その理由(とあるカレー屋の場合)

f:id:motema:20140809231924j:plain

 

 

NHKで面白い番組を見つけました。

「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」ってやつです。

たまたまカレーの食べ方についての回を見たので、無性にカレーが食べたくなりました。

 

んで、台風も落ち着いてきていたので、

カレーを食べに。

 

いつも行っているところは

そろそろ飽きてきたので、

前から気になっていたカレー屋に

行くことにしました。

 

実は僕、カレーが大好き。

 

チェーン店のカレーから定食屋のカレー、

家で作るカレーも大好き。

 

カレーが食べれると思うだけで

気分が上がります。

 

ちなみに、ドロドロのカレーよりは

サラサラのカレーが好きです。

 

でもスープカレーはいまいち・・・

 

 

初めて行くカレー屋ですが、

外観はいい感じです。

その外観があったからこそ

行きたくなったわけですが、

老舗っぽい雰囲気がとてもいい。

 

しかし、

 

いざ店内に入ると、

とても残念なものが目に入ってきました。

 

今すぐ出て行きたくなるような、、

裏切られたような、、

 

とにかく嫌な感じ。

 

 

その目に入ったものとは、

「うどん・そば」のメニュー。

 

 

カレー屋なのに、うどんとそばも

食べれるなんて、ラッキー!

 

と思う人もいるかもしれません。

 

 

しかし、僕はカレーが大好きです。

カレーを愛しているんです。

 

そんな僕の目に飛び込んできた

うどんとそば。

 

うどん・そばも嫌いではないですが、

僕はカレーを食べにわざわざ

カレー専門店(だと思っていた店)に

足を運んでいるんです。

 

 

このメニューを見た瞬間、

カレーの味への期待は薄れていきました。

 

嫌な気持ちを抑えてカレーを頼みましたが

まぁまぁ美味しかったので良しとします。

 

 

それにしても、、、

 

カレー屋はカレーを全力で売るべきだ!

と僕は言いたい。

 

顧客が望んでいるからといって

うどんを提供するべきではない。

 

うどんを提供した時点で、

カレー屋としての専門性が薄れます。

 

同時に、顧客に迷いを与えます。

 

ファミレスなら別です。

ファミレスはバラエティに富んでいる

メニュー設定がウリだからです。

 

しかし、カレー専門店のウリは

カレーの味です。

 

カレー専門店がうどんを

扱った時点で、美味しいカレーを

求めてきた人にプラスに働くことは

あるでしょうか?

 

 

 

あなたの商品・サービスはどうですか?

 

顧客の言いなりで専門外のサービスや

商品を扱っていませんか?

 

専門外のサービスで会社の質を

落としていませんか?

 

 

自社のUSPは何か?

専門性は何か?

 

 

それはとても大事な根幹の部分です。

 

 

 

では、また。

 

佐藤@モテるマーケティング代表